憑依体質な人の特徴
静電気を帯びがち
表紙体質な人の特徴として最初に紹介するのは、静電気を帯びがちというものです。一見関係ないように思えますが、憑依体質な人は不思議と静電気を帯びやすいという特徴をもっています。
一説によると、霊と静電気は似た性質を持っているとも言われています。そのため、静電気を帯びている人には霊が寄ってきやすいと考えられます。ホラー映画などでも霊の訪れを表現するのに電気が突然消えたり、電球が点滅するという演出が使われたりしますよね。
現実的な話をすると、人間が「見ている」と思うものは全て脳から送られる電気信号です。そのため静電気などの電気を帯びやすい人は、脳からの電気信号が混線して、実際には見えないものが見えやすいのかもしれません。
勘が鋭い
勘が鋭いことも、憑依体質な人の特徴です。「第六感」とも言いますが、視覚や聴覚などでは感じ取れないものを感じ取る能力が人より強い人がいます。
これは神父や占い師、巫女など、スピリチュアルなことに日常的に関わる人に多い傾向があります。事故や天災など、このあと起こることを事前に察知できたり、予知夢を見たりとその形は様々ですが、そういった感覚の強い人は憑依体質であることが多いです。
しかし、なんとなく予想したことが実現したり、たまたま時計を見たらゾロ目だったなどという偶然は誰にでも起こり得ることです。
そういった小さな偶然が重なって「自分は霊感が強い」と思い込んでしまうと、一般的な体調不良や偶然の不幸までも「霊に取り憑かれているせい」と考えてしまうのかもしれません。
悩みが多い
過ぎたことをくよくよと悩んだり、人の不幸まで肩代わりして悩んでしまう人にも、憑依体質の人が多いです。
悩みが多く、負のエネルギーを抱えていると、その負の波動に引き寄せられて霊が取り憑きやすくなるとも言われています。また、一般的に悩みが多かったりストレスが溜まっていると、頭痛や耳鳴り、体が重くだるいなどの体調不良も起こりやすくなります。
これらの体調不良は霊に取り憑かれたという人が訴えやすい症状でもあるので、もしかしたら悩みからくる体調不良を、霊のせいと錯覚してしまうのかもしれません。
寂しがりや
寂しがりやが多いというのも憑依体質の人によくある特徴です。霊は満たされない人の心の隙間に取り憑くといわれています。
つまり寂しがりやの人の「人恋しい」という気持ちや、依存心に漬け込んで取り憑く霊がいるのです。そして、「寂しい」という思いは、人の感情の中でも低級なものといわれています。
そのため寂しがりやの人が呼び寄せる霊は、恨みを持った低級霊が多く、取り憑かれると様々な弊害があります。しかし、寂しがりやの人が、人の気を引きたいゆえに「霊に取り憑かれた」と言って心配されたり、注目されることを楽しむというケースもあるので、そのような人が周囲にいる場合は注意が必要です。