目を見て話せない人の心理や原因
正視恐怖症
相手の目を見て話せない原因には、正視恐怖症である可能性が高いと考えられます。正視恐怖症とは「私が相手を見つめることで、相手が嫌な思いをしているかもしれない」と悩んでしまうことを言います。つまり、目を見て話すことで「嫌われるかも」と思い込んでしまう症状です。
正視恐怖症に陥ってしまう人は、普段から周りに対して過度に気を遣っています。嫌われることが怖くて、どうにか嫌われる要素を失くそうとした結果、目を見て話せないという状態になってしまったのです。
人見知り
初対面の人や自分の好きなタイプの男性に対して、人見知りをしてしまうあまり、目を見て話せないという人もいます。相手と仲良くなりたいという気持ちがあるものの、どうしても視線が定まらなくなってしまうのです。
人見知りをする人は、普段とは違う状況をとても苦手としています。慣れている人相手ならどんな反応が返ってくるかわかっているので、安心して目を見て話せるでしょう。しかし、初対面の人はわからないことだらけなので、不安感から目を見て話せなくなるのです。
自信がない
自分の容姿や体型に自信がないからと、異性の前で目を見て話せない状態になってしまう人もいます。「相手に馬鹿にされているのではないか」「後で仲間とブサイクだと悪口を言われるのではないか」と、気分が落ち込んでしまうこともあるでしょう。
全ては自分に自信をもてないからのが原因です。今までに、見た目のことで異性から酷い言葉を投げかけられたり、恋愛で失敗したという経験があり、それがトラウマとなっている場合もあります。女友達や家族とは目を見て話せても、異性とは一切目を合わせられない女性は少なくありません。
相手を好きすぎる
相手の男性のことを好きすぎるせいで、緊張して目を見て話せない状態になっているケースもあります。好きな人と目を見て話したいけれど、「好きな気持ちがバレるのが怖い」「恥ずかしい」という意識があるので、なかなか目を見て話せないのでしょう。
相手のことが好きだからこそ避けてしまう、「好き避け」という言葉があります。好きだからこそ目を見て話せないのも、そんな好き避けの一種でしょう。この場合は、慣れてくると少しずつ好きな人と目を見て話せるようになってきます。
相手に隠しごとがある
相手に対してやましいことがある。あるいは隠したいことがあると、人は目を見て話すことを避けようとします。中にはわざと目を見て嘘をつく人もいますが、大抵の人は「嘘がバレるのが怖い」と思い、相手に見つめられることを避けるのです。
隠しごとがバレないようにと思うあまり目を見て話せない人は、かなりの正直者なのでしょう。そして嘘をつくことが不得意なので、目を見られるとすぐに嘘だとバレてしまうと、自覚しているのです。