初恋の人を忘れられない理由や心理
初めての恋だった
初恋の人を今でも忘れられなかったり、会いたいと思ってしまう女子の心理として多いのが、それが自分にとって初めての恋愛だった、というものです。
初恋は人生の中で一度しか経験できない恋愛。そのために、大人になっても初恋の相手を求めてしまうのでしょう。特に夢見がちな女子や、ロマンチックで切ない恋愛が好きな女子は、初恋の人が忘れられない自分に酔いやすい傾向があります。
今でも思い出の中で生きているので、現実を見ることができていないのです。その結果、いつまでも初恋の人に会いたいと感じてしまいます。
思い出を美化している
恋愛経験が少ない女子や、今の自分や仕事、周りのことに不満を抱えている女子は、思い出を美化するあまり、初恋の人が忘れられない状態に陥っています。
これは「あの頃の自分は男性からモテていたのに」「あの頃はこちらから必死にならなくても彼氏が途切れなかったのに」なんて、若かった頃の自分を羨む女子にも多い理由です。悩みのない恋愛をしていた頃の自分に戻りたい、という気持ちが初恋の人を求めさせています。
初恋の人が理想の人になっている
初恋の人が自分の理想そのものな男性だった場合、その後の恋愛にも影響が出ることがあります。たとえば、今でも見た目や雰囲気が初恋の人に似ている男性しか好きになれない、という女子は完全にこのパターンでしょう。
思春期に迎える事が多い初恋は、女子にとって強烈な記憶となります。また、人は自分の都合が良いように記憶(思い出)を書き換えることがあるものです。
見た目が初恋の人に似ている男性を求めてしまうのも、そうした「初恋が幸せな恋だった」という記憶(思い出)が影響しています。
初恋が成就しなかった
初恋の人に片思いをしていたけれど、とうとう自分の気持ちを伝えられなかった。あるいは初恋の人に気持ちを伝えたけれど、恋が成就しなかったという初恋への後悔の念が、初恋の人を忘れられない理由になっている場合もあります。
このケースの女性の多くが、見た目や雰囲気が初恋の人に似ている男性を探してしまうのは、成就しなかった恋をやり直したいからです。人は満足した気持ちよりも、後悔したというネガティブな気持ちをいつまでも引きずってしまいます。