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銀河英雄伝説の世界が楽しめる!イゼルローンフォートレス♡
2018年3月26日に東京 上野にオープンした「イゼルローンフォートレス」は、人気のアニメ「銀河英雄伝説」に登場する「イゼルローン要塞」をモチーフにした公式ダイニングカフェです。
この記事を読んでいる方の中にはご存知の人も少なくないかと思いますが、銀河英雄伝説は1988年から2000年という12年もの歳月をかけて、劇場やビデオなど様々な媒体でメディア展開をしていたアニメになります。原作は田中芳樹さんの小説で、今でも名作として根強い人気を持っています。
イゼルローンフォートレスは、今月に新作のアニメである「銀河英雄伝説 Die Neue These(ディ・ノイエ・テーゼ)」が放送開始を記念して1年の期間限定でオープンしたようです。
こちらでは銀河英雄伝説の世界観や劇中で実際に出てきた様々なオリジナルドリンクやフード、デザートを楽しむことができ、一部のフードには原作を知っているファンなら確実にニヤリとしてしまうこと間違いなしの演出がされるのも見逃せません。
イゼルローンフォートレスで絶対に頼むべきメニュー♡
「遅いじゃないか」が味わえる!イゼルローン焼き 750円(税抜き)
店名にも冠されており、劇中においても幾度となく登場して様々な人間ドラマが繰り広げられた「イゼルローン要塞」。それをモチーフにした「イゼルローン焼き」は、イゼルローンフォートレスに足を運んだ際はまず間違いなく頼むべきメニューです。
イゼルローン焼きは、言ってしまえば大きなたこ焼きなのですが、そこは作品愛溢れるイゼルローンフォートレス。もちろん出てくるのはただのたこ焼きではありません。
メニュー表にも書いてあるように、思わず「遅いじゃないか、ミッターマイヤー」と言いたくなるほど、出てくるのには少々の時間がかかるのですが、到着してみればそれも納得。絶対に火が通るのが遅そうな、イゼルローンの名に相応しい巨大なたこ焼きが到着します。
さらに到着するのと同時に店員さんが劇中のあのドロドロとした液体金属をモチーフにしたソースをかけてくれるのです。この演出+食べても美味しい味わいに、原作ファンならニヤリとしてしまうこと間違いなしでしょう。
同盟艦隊へのトールハンマー攻め 880円(税抜き)
イゼルローン要塞といえばその主砲であり、ガイエスブルグ要塞と死闘を演じた「トールハンマー」を思い浮かべる人も多いと思います。なんとイゼルローンフォートレスでは、そのトールハンマーをモチーフにしたメニューを楽しむことが出来るんです。
メニュー自体はアスパラガスにチーズとベーコンを巻いた、よくあるおつまみメニューなのですが、そこはイゼルローンフォートレス。なんとアスパラガスを劇中の戦艦に見立て、その上から店員さんが「ファイエル!」の掛け声とともにガスバーナーで炎を照射してくれます。
言うまでもなくガスバーナーはトールハンマーをモチーフにしており、照射終了後は「同盟軍艦隊、トールハンマーにより全て撃破しました」と言ったセリフまで披露してくれるのです。そのため、こちらのメニューもファンならぜひ頼むべきメニューと言えるでしょう。
本日のヒューベリオン 1,680円(税抜き)
次に紹介するのは、同店のメインメニューの一つである「本日のヒューベリオン」。こちらは劇中で主役の一人である「ヤン・ウェンリー」の乗っている戦艦「ヒューベリオン」をモチーフにした陶器の中に料理が入っているメニューとなっています。
「本日の」という名前がついているため、日によって中身が異なるのかもしれませんが、筆者が足を運んだ際は上部に柔らかいお肉が入っており、その下にはガーリックライスが入っていました。どちらもとても美味しいのでおすすめです。
また、対になるメニューとして、同じく主役である「ラインハルト・フォン・ローエングラム」の乗っている戦艦「ブリュンヒルト」をモチーフにした、「本日のブリュンヒルト(1580円)」という料理もあります。
こちらはお腹の容量の都合で頼めていないのですが、ブリュンヒルトの形をした陶器の中にはエビなどの海鮮類とパスタなどが入っているようです。帝国が推しの方はぜひこちらを頼んでみてはいかがでしょうか。
ジークカイザーサラダ 980円(税抜き)
ジークカイザーサラダ。
店員さんがジークカイザー!と叫ぶまでブラックペッパーをかけてくれます(*´Д`*) pic.twitter.com/80l4wJOzMH— 茉理@MAIA (@Matsuri1999) 2018年4月2日
野菜が食べたい気分になった時に絶対に頼んで欲しいのが、こちらのサラダです。見た目は極普通のシーザーサラダなのですが、ここは銀河の辺境イゼルローンフォートレス。普通じゃないんです。
まずサラダが到着すると同時に、店員さんが巨大なペッパーミルを持って現れます。そして言うのです。「あなたがジークカイザーと言うまで、私は胡椒をかけ続けます」と。
店員さんは本当に「ジークカイザー!」と言うまでかけ続けるので、胡椒が好きな人はとことんかけてもらいましょう。また、ペッパーミルから注がれた黒胡椒は風味豊かかつピリッとしておりとても美味しいです。ちなみにすぐにジークカイザーと言わなくても、不敬罪になる心配はありません。