手相に四角紋(スクエア&シャープ)が出る位置ごとの意味
人差し指の下に四角紋がある手相の意味
短い縦線と横線が2本ずつ重なり、四角やシャープのような形になったものを、手相占いでは「四角紋」「スクエア」と呼びます。「木星丘」と呼ばれる人差し指の下の部分に、この四角紋がある人は、自分を犠牲にしてでも他人のために尽くすのが特徴です。
また、この場所に出る四角紋のことを、別名「聖職紋」「玉井紋」といいます。教師や医師などの先生と呼ばれる職業や、宗教家など人を導く立場の人に多い手相です。
この事実からもわかるように、自分のことを後回しにしてでも人のために尽力し、人生を良い方向に導いてくれる聖人の手相とでも言うべきでしょう。
しかし「医者の不養生」ということわざもある通り、この手相がある人は他人に尽くす分、自分のことがおろそかになってしまいがちです。そのため、もしもあなたにこの手相があるなら、他人を気にかけると同時に、自分を大切にするのを忘れないようにしましょう。
中指の下に四角紋がある手相の意味
中指の付け根の下部分を、「土星丘」と呼びます。この土星丘に四角紋がある手相は、事故や事件があっても九死に一生を得ると言われています。
そのため、もしもあなたの身に事故や大きな病気などの、命を脅かすようなことがあっても、運良く助かる強運を発揮するでしょう。
薬指の下に四角紋がある手相の意味
薬指の付け根の下の部分を、手相占いでは「太陽丘」と呼びます。この場所に四角紋がある場合、他の部分に出る四角紋とは違って、太陽丘に出る縦線である「太陽線」を、2本の横線が妨害しているという見方になります。
太陽線は人気や人望の高まりを表す吉兆の線なので、それが横線で打ち消されているということは、今ある人気や人望が今後傷つけられるという意味になります。
基本的に四角紋は良い意味を表す印ですが、この場所に出る場合は凶暗示です。ここに四角紋が出ているときは、人の信頼を失ってしまわないよう、軽率な行動は控えるべきでしょう。
小指の下に四角紋がある手相の意味
小指の付け根の下の部分を、手相では「水星丘」と呼びます。この場所に四角紋がある場合、お金に関することで苦労しやすく、近い将来あなたが「金銭トラブルに巻き込まれることを暗示しています。
しかし、不思議と周囲の助けを得られたり、努力により挽回して財をなせるという意味も持っています。水星丘に四角紋がある場合は、金銭的に困ることがあっても悲観せずに耐え忍ぶといいでしょう。
ただし、四角紋の横線が手の側面まで伸びている場合は、結婚線に四角紋が重なっていることになり意味が異なります。結婚線に接する四角紋の意味は、後の項目で解説します。