【手相占い】生命線のパターンごとの見方と意味
始点の位置による生命線の意味
恐らく誰もが耳にしたことがあるであろう「生命線」は、親指と人差し指の間から出て、手首に向かって伸びていく線のことです。
手相占いではこの生命線を見ることで健康状況や生命力、生活環境や健康に関するトラブルの有無などを見ることができます。また、生命線の始点の位置が高いか低いかを見ることで、物事へ取り組む姿勢を占うことができます。
そんな生命線の始点の標準は、親指と人差し指のちょうど中間地点です。このあたりから生命線が始まっている人は、精神面や心身のバランスが取れている標準的な人と言えます。
そして生命線の始点が人差し指側で高い人は、何事にも積極的で決断力がある人です。強い正義感があり、体力にも恵まれます。反対に生命線の始点が親指側で低い人は、向上心が強く上昇志向な人です。社会的な地位を得たいという志が高く、リーダー気質な人に多い手相と言えるでしょう。
濃さによる生命線の意味
生命線の濃さと薄さはそのまま体力の有無を示しています。生命線が濃い人は心身ともに健康かつ気力にあふれている人なので、精神的にも強く、細かいことを気にしない人が多いです。
また、体力があるので肉体労働やスポーツ選手といった、体力勝負な職業に向いています。精神面もタフなので、どんなところでもうまくやっていけるでしょう。
反対に生命線が薄い人は病弱だったり、繊細な精神を持った人が多いと言われています。また、何事にも自信がなく、根気もないので会社などでなかなか成果が出せない人が多いようです。
ただし、感性や知能面では優れている人が多いので、アーティストや学者など、知識や感性が生きる職業には非常に向いていると言えます。
長さによる生命線の意味
生命線の長さは、そのまま寿命の長さを表すと言われています。手首から1cmくらい上の部分を70歳、人差し指と中指の間から直下した部分を20歳とすることで、おおよその寿命を見ることが可能です。
ただし、医療の発達によって人の寿命は延びているので、この数値は参考程度に思っておいた方が良いでしょう。
とはいえ、生命線が極端に短く途切れている人はそのタイミングで大病をする恐れがあります。生命線が終わる地点が寿命の終わりとは限りませんが、健康に気を使って病気に備えておきましょう。
生命線が2本ある手相の意味
生命線は通常1本ですが、まれに2本の生命線を持つ人がいます。これは「二重生命線」と言われ、とても珍しい手相です。
このように生命線が2本ある人は人の二倍生命力があり、とても健康で長寿になると言われています。また、精神面も強く、何事にも前向きに取り組む根気強さもあるため、成功を掴みやすい人に多い手相です。